今週末にAmazonブラックフライデーが始まるので、改めて僕たちの暮らしにあると便利なスマートホームについて解説しておきたいと思います。1年の中でスマートホームを始めるには、間違いなく一番お得で絶好の機会だからです。
「スマートホーム」と聞くと、なじみが薄く一部の人が楽しむものと思われがちですが、スマートスピーカーの所有率も、スマートリモコンの所有率も、スマートロックを使う人も確実に増えてきていて、「なくてもよい」から「あったら便利じゃん!」というフェーズに来ていると思います。
その理由は、ない生活に比べると明らかに多くの利点があるからです。スマートスピーカーがあれば、スマホを持っていなくても天気やニュースや時間がわかりますし、音声で架電や照明を簡単に操作できます。スマートロックがあれば、鍵は予備として持ち歩くだけで、玄関で出す必要もなくなります。
「いやいや、そうはいっても」と、反対意見もあると思います。例えば、設定が面倒、複雑で使いづらい、何を選んだらいいかわからない。確かに完璧なものではないと使ってる僕も思いますし、なんかうまく動かないなーとすぐに原因がわからないこともあります。
が、そんなマイナス要素があっても、間違いなく暮らしはプラスな方向に変わり、確実にQOLは上がっています。二度とスマートホームではない家では暮らせないくらい必需品となっています。ガラケーがスマホに変わったように、近い未来、もっと当たり前なものになっていきます。改めて、スマートホームの日々の暮らしでの利点を見ていきたいと思います。
日々の暮らしで役立つシーン①家事効率
スマートホームは家事の効率化に役立ちます。共働き世帯が増え、子育て世帯も、介護する人も、忙しい僕たちにとって、家事にかける時間は貴重です。スマートホームを活用すれば、日常のちょっとしたことを軽減できて、時間も作れ、ストレスも減らすことが可能です。
わかりやすいのは、ロボット掃除機ですね。アプリで設定しておけば決まった時間に自動で部屋を掃除してくれます。もちろん、任意のタイミングで音声やスマホでも操作できます。自分で掃除機をかける手間を省き、「ながら掃除」で時間を他のこと使えます。
調理家電もそうですね。SHARPのホットクックは、料理を入れてボタンを押せば自動調理をしてくれます。その間に、他のことができますね。あとは、まだ持ってる人は少ないかもしれませんが、スマート洗濯機は、洗濯が完了した際にスマホに通知してくれるので、洗濯物を確認しなくてもスムーズに次の作業に移れます。
もっと手軽なところでは、スマートリモコンです。リモコンをきちんと所定の位置に置いていて、いつもすぐに使える状態ならいいですが、手元になかったり、どこに行ったか分からなくなったりしても、音声でテレビやエアコンが動かせます。これもながら作業だったりリモコンを探す時間を短縮できます。本体のリモコンは片づけておいてもある程度の操作はスマートリモコンでできるので、ミニマリストの方は使ってる方が多いようですね。
日々の暮らしで役立つシーン②セキュリティ対策
スマートホームは、ローコストでセキュリティ対策が可能です。例えば、見守りカメラやスマートドアベル、スマートロックなどを導入すると、外出先からでも自宅の様子を確認でき、必要に応じて施錠や解錠が可能です。また、異常を検知した場合には、スマートフォンに通知が届くため、リアルタイムで状況が確認できます。
何もないと、家に誰もいないときの自宅の様子を知るすべはありませんが、数万円のスマートデバイスを置くことで、その不安が大幅に軽減されます。このストレスが減るのはとても気持ち的にゆとりができると思います。
スマートロックも遠隔で施錠・解錠できますし、外出先から施錠状況をチェックできます。家族が開閉した時も履歴が残りますし、鍵を忘れても遠隔で開けることもできます。荷物で両手がふさがっていたり、お子さんを抱えて鍵を取り出すのが難しい時でも、NFC(PASMOとかSUICA、スマホ)で鍵を開けたり、スマートウォッチをかざすだけで鍵を開けられたり、暗証番号や指紋認証、もしくは機種によってはBluetoothでハンズフリー解錠もできたりします。
さらには、スマートリモコンとスマート照明の組み合わせも、一人暮らしだと防犯活用が可能です。日没と同時にへリビングの電気をつけて、テレビをつけておくと、在宅を装えます。夫婦や家族でも、旅行に出ていたり、実家に帰ったりしているときも、在宅を装えるのはセキュリティ対策としても使えますよね。
スマートホームのデバイスは高額で手が出ないと思う人もいるかもしれませんが、実際には、1万円台からリーズナブルな価格の製品も多く販売されています。物理的に家に誰もいなくても、自宅の状態がわかる(=ないとわからない)唯一ともいえる手段ですし、ハンズフリーでストレス軽減ができたりします。少しの投資で大きな安心を得られるのは、間違いなくQOLを上げてくれます。
日々の暮らしで役立つシーン③自動化
スマートホームは任意のタイミングで遠隔で家電や設備を操作できるだけではなく、ルーティンでやれることはルーティン化できてしまうので、やらなくても済むことが増やせます。
例えば朝のシーン。起きたときに「アレクサ、おはよう」でスマートカーテンを使ってカーテンを開けることもできますが、毎朝起きる時間が決まっていれば、「毎朝〇時になったらカーテンを開ける」とか、「〇時になったら照明をつける」「〇時にテレビをつける」といったように、自然と目覚める工夫ができます。毎日でも設定できますし、曜日指定も可能です。
もうひとつわかり易いのは、ロボット掃除機ですね。これも曜日指定、時間指定で掃除ができますし、最近は数か月ゴミ捨て不要なクリーンベースがついているモデルが主要メーカーからは当たり前になっています。
お子様がいるご家庭なら、子供が寝る時間になったら照明の色温度や明るさのトーンを落として寝る時間だと視覚的にわかるようにしたり、親がガミガミ言っても聞かないので、アレクサのリマインダー機能で「〇〇ちゃん、歯磨きの時間だよ」「寝る時間だよ」と自分の代わりに言ってもらったり、朝学校に行く時間にも「そろろそ学校の時間だよ」と言ってもらったりもできます。確実に指定した時間にやってくれるのが助かりますよね。
まとめ
今回は改めて、毎日忙しい私たちの暮らしのシーンの中で、私たちをサポートして手助けしてくれるスマートホームについてご紹介しました。今週末からはいよいよAmazonブラックフライデー。自分たちのご褒美に、自分たちがラクできて日々の生活が助かるコスパよいスマートホームデビューしてみてください!
コメント