スマートホームはもちろん、ネットワーク家電やゲーム、エンタメを楽しむにもインターネット環境は必ず必要ですよね。スマホのギガ容量が大きいプランでスマホやタブレットだけで楽しむ方、ポケットWi-Fiの方それぞれいると思いますが、ネット環境の悩みはいろいろあると思います。そこで、もしかすると画期的になるかもしれない新製品が発表されたので、ネット環境について少し書いてみたいと思います。リモートワークもゲームもスマートホームもめちゃ快適になるかも!?
1.日本のインターネットを取り巻く環境
日本のインターネット普及率は、総務省の令和5年の情報通信白書では、2022年で84.9%、2023年で86.2%とされています。年齢別では12歳以上は99%がインターネットを利用しています。
新型コロナでリモートワークが増えて、消費者が住宅に求めるニーズ(機能・性能)調査でも、通信環境はとてもフォーカスされるようになりました。
でも、家の設備としては、Wi-Fiルーターが置ける場所は、玄関のシューズボックスだったり、部屋の一角だけだったりします。1Rの賃貸だったらルーター1台でなんとかやりくりできたとしても、3LDKのマンションや戸建てだとどうしてもルーター1台では家の隅々までWi-Fiが行き届かない問題が発生します。しかも、間取りの中で以下の図のように、Wi-Fiの電波が減衰するのでなおさらです。これを解決してくれるのがメッシュWi-Fiですね。
https://www.buffalo.jp/contents/topics/special/connect/about.html
2.メッシュWi-Fiとは?
国内のWi-Fiルーター最大手のbuffaloさんのサイトから説明を引用してみみると、「メッシュ(Mesh)Wi-Fiとは、網目(メッシュ)のようにネットワーク機器がつながり合う通信形態です。通信経路のどこかで障害が発生しても、障害地点を迂回し正常に通信できるなど、障害に強く信頼性が高いのが特長です。」とのこと。
要は、1か所だけでは障害物などの要因で整えきれない通信環境を、子機を使ってカバーしていく仕組みのことですね。
メッシュWi-Fiと中継器の違いも、バッファローさんのサイトから説明拝借しますが、中継器は親機から受信して、中継器が別の電波を出すので、親機のルーターのSSIDとは違うSSIDが存在します。僕の家は玄関周りのWi-Fiが弱いので、玄関近くに中継器を置いていますが、同じSSIDではないのでなんか心情的には気持ち悪いです。メッシュWi-Fiだと同じ電波で拡大してくれるので同じSSIDってことですね。
3.Amazonの新ブランドのメッシュWi-Fi「eero(イーロ)」が上陸!!
今週9/17(火)に、何の前触れもなくAmazonからニュースリリースが発表されました。何かと思ったらメッシュWi-Fi!?「eero(イーロ)」??
馴染みのないブランドですが、家のWi-Fiの困りや課題を解決すべく2014年にアメリカのサンフランシスコで立ち上がったWi-Fi機器ブランドで、2019年にAmazonが買収したそうです。イギリスやヨーロッパに販路を広げ、アジア圏ではオーストラリアやニュージーランド、UAEとシンガポールについで5か国目として、ついに24時間365日のサポート体制をもって、今年日本にも投入される運びになったそうです。
特徴①独自技術のTrue Meshテクノロジー
ネットワーク上の通信データ量を能動的に管理し、デバイスを最適なネットワークに誘導してくれるそうで、ネットワークの切断を減らしてくれます。とにかく高速&安定&安全な通信を徹底して提供することをミッションとして生み出したテクノロジーだそうです。
特徴②アプリでの設定のハードル解除
スマホアプリで数分で完結するわかり易い設定が強みとのこと。デバイスとの通信速度やデータ使用量が可視化されえいるようですね。また接続診断とか改善のヒントも示してくれるようです。
特徴③Amazon Echoで機能拡張!!!(これがスゴそう!!)
eeroビルトイン機能で互換性のあるAmazon Echoデバイスが、Wi-Fiのエクステンダーになるとのこと!これは予想外!Alexaが自らメッシュWi-Fi機器になって、Wi-Fiの範囲を拡張してくれるとのこと!これすごくないですか??
ニュースリリース時点では、Echo pop、Echo dot(第4世代と第5世代)、Echo Dot with Clock、Echo(第4世代)が対象にあるとのこと。ただし、eeroビルトインは5GHzのみ対応だそうなので、PCやゲーム、家電などの接続メインになりそうですね。(スマートホーム機器は2.4GHzのものが殆ど)
特徴④スマートホーム接続ハブにもなる
スマートホームハブがeeroデバイスに内蔵されていて、Zigbee、Matter、Threadに対応しているスマートホーム製品が、Alexaアプリを通じてペアリングできるそうです。Amazon EchoやAlexaアプリがあれば普通にセットアップでよさそうですけどね。
eero製品は3タイプ7種類
ラインナップのうちWi-Fi6対応の2モデルは9/18から出荷、Wi-Fi7対応のMax7は10月下旬から出荷開始だそう。
エントリーモデルになる「eero 6+」は、最大1ギガビット対応のWi-Fi 6対応の中級モデル。最大wifi範囲は、1ユニットで140m²(平方メートル)で、一般的なWi-Fiルーター同様に2.4GHzと5GHzのデュアルバンド対応です。約75台のデバイスとの同時接続ができます。一般家庭なら「eero 6+」で十分そうですね。
まとめ
まだeeroを使っていないですが、僕の家はフルリノベで63平米の2LDK(元は3LDK)ですが、玄関、寝室、キッチン、リビングにAmazon Echoが7台あります。eero対応モデルはEcho Popだけですが、タイミングを見てeero使ってみようと思います!
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