(閑話休題)愛嬌抜群&簡単飼育で人気爆発中のレオパでQOLが上がった話

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日々の暮らしのQOLを上げてくれるテクノロジーについて紹介するこのブログ。僕はこの2024年9月に知り合いがレオパを飼っていて、手がかからずかわいいよと教えてくれたのがきっかけで、爬虫類の即売会イベントに行き、初お迎えしてから沼にはまり、3ヵ月で6匹になりましたが、日々癒されています。嫌いな方はごめんなさい💦

レオパの飼育にもスマートホームを活用して、自分たちが暮らすだけではなく、レオパ達にも役に立つもんだ!とさらにスマートホームの価値を感じています。

今日は、スマートホームではなく、レオパ達に焦点を当てて書いてみたいと思います。

レオパとは

爬虫類の世界には多種多様な生き物が存在し、中でも「ヒョウモントカゲモドキ」、通称「レオパ」は、人気の高い種類です。その愛らしい外見と性格から、世界中の多くの人々を魅了してきました。

レオパは、中央アジア(パキスタン、アフガニスタン、インドなど)を原産地とするヤモリの一種です。学名は「Eublepharis macularius」と呼ばれ、日本では「ヒョウモントカゲモドキ」の名で知られています。原種は幾つかありますが、様々な品種改良がされているのでカラーバリエーション(モルフ)がたくさんあることと、ぷくっとしたしっぽや手指の可愛さ、あと爬虫類には珍しく瞼があるので表情豊かなが人気の理由のひとつとなっています。

また、レオパは他の爬虫類と異なり、温度や湿度管理が厳密でなかったり、紫外線ライトなども不要、餌も数日に1回など、比較的飼育が容易なことから、ペット向けの種類としても注目されてきました。個性的な模様と愛らしい性格が魅力的で、初心者から上級者まで幅広い層に人気があります。

レオパの生態

レオパは主に夜行性の習性を持ち、岩山や荒れ地に生息しています。視覚よりも嗅覚に優れており、匂いや音で獲物を探します。雌雄で性的二型があり、オスには前肛孔やクロアカルサックといった特徴的な器官があります。繁殖期にはオス1頭に対し複数のメスを囲むハーレムを形成し、メスは1回2個の卵を年に2〜3回産みます。

レオパは脱皮を2〜3ヶ月に1回行い、尾に栄養を蓄えることができます。水さえあれば数ヶ月間生存可能で、肉食性のため昆虫などを餌としています。温度によって性別が決まる「温度依存性決定」の性質も持っています。

意外と寿命は長く、10~20年くらい生きるそうです。一般的な大きさは頭から尾の先まで20センチ前後になるようです。

レオパの品種改良

ペットとしての人気が高まるにつれ、レオパの品種改良も進んでいきました。ハイイエロー、タンジェリン、ブリザードなど、様々な模様や色彩のモルフ(品種)が生み出されてきました。一般的な黄褐色の地色に黒い斑点模様のほか、鮮やかなイエローやオレンジ、白い模様のものから、真っ黒なモルフまで数百種類も存在していますが、世界各国のブリーダーたちが日々、新しいモルフの交配に精を出しているようです。

我が家では、6種類それぞれ異なるモルフをお迎えしました。モルフの相性の良しあしもあるようで、掛け合わせると神経障害などが起こったり、腫瘍ができやすくなってしまったりするようなので注意が必要です。

僕は将来自家繁殖をしてみたいなと思ったので、生体を迎えるときは、ショップの人に聞きながらどのモルフの子を選ぼうか考えています。結局、色柄や表情や目が気に入った子をお迎えしてしまいますけどね(笑)

レオパの飼育

レオパは温厚な性格で飼育が比較的簡単な爬虫類ですが、適切な環境作りが何よりも重要となります。温度管理やケージ内のレイアウト、餌の与え方など、細かい点に気を付ける必要があります。

温湿度管理

レオパの飼育では、シビアではないとはいえ、温度管理は重要な要素と言えます。温度が高すぎても低すぎても危険で、25〜30度の適温、60~80%程度の湿度を保つのが良いとされています。温度勾配を作ることで、レオパ自身が温度を調節できるようにするのがおすすめです。

冬場はパネルヒーターや、断熱素材で工夫します。僕の家では上記写真ではわかりにくいかもしれませんが、DAISOで断熱アルミシート、メルカリで安いものですがパネルヒーターを敷いて温度管理しています。ケージの中に入れるアナログな温湿度計もありますが、我が家ではスイッチボット温湿度計をケージの裏に張り付けて内部の温湿度を測っています。

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ケージ環境

レオパの生息地を再現したケージ環境を作ることが大切です。夜行性なので昼間は寝ていることが多く、隠れ家を設置します。ペット用具メーカーのスドーのウェットシェルター(素焼きの植木鉢のような素材で水がためられる)が湿度調整もできて有名ですね。デザイン性の高いものや、即売会イベントでは、シェルター作家さんなどが様々なデザインのオリジナルを販売されてます。

床材にはペットシーツや専用のソイルやチップ床材を使うなどの工夫が必要です。ケージサイズはレオパのサイズによって変えるのが良いと思います。我が家では、メルカリで2000円くらいで購入したケージが、届いてみたらDAISOのアクリルボックスを加工したものだとわかったので2台目以降は自分でDIYしています。一定の高さがある方が、レオパ君たちのこんな様子が見れるので楽しいです。

そして、ひとつ前でも触れましたが、温度計や保温器具も適切に設置しましょう。

ケージ内のアイテム役割
隠れ家(シェルター)レオパが隠れる場所を提供
温湿度計温湿度管理
保温器具適切な温度を維持
給水ボウル水分補給の場を提供

餌とサプリメント

レオパは活餌を好みますが、冷凍餌や人工飼料も与えることができます。活餌の場合はコオロギやミルワーム、デュビアというゴキブリの一種(ダンゴムシみたいな見た目)などの昆虫類がおすすめです。与える頻度は年齢や個体差によって異なりますが、一般的には以下のようになります。

  • ベビー期(10cm未満): 毎日食べるだけ。でも数日おきでも可
  • ヤング期(10-20cm): 1〜2日おき
  • アダルト期(15-28cm): 2〜3日おき

餌に栄養のサプリメントを振りかけることで、必要な栄養を補給することができます。カルシウムの粉を振りかけるとよいといろんなサイトで見るので、僕も当初はかけてなかったですが、3回目くらいの展示会で売っているのを見かけたので購入しました。商品選びの際は、レオパ専用のサプリメントを選ぶのがおすすめです。

まとめ

よくXに写真を上げてしまいますが、レオパは表情や動き、仕草が何とも言えない独特の魅力があり、飼育経験の有無を問わず、多くの人に愛されている爬虫類です。温厚な性格と個性的な外見は魅力的ですが、適切な環境作りが何よりも重要となります。

実際飼ってみると、ウンチは小さいくせに結構リアルに臭いなとか思いますが、おしっこは白い尿酸で小さいうんちみたいな感じで一緒に出てきてそのうち固まるので、そんなに大変ではなかったりします。最初は人工飼料で行こうと思ってたのですが、最初にお迎えした2匹のうち片方が人口フードを食べなかったので、デュビアというダンゴムシのようなゴキブリの一種を与えたら食べてくれたので、それからは6匹ともデュビアで餌をあげています、

とにかくローコストで飼育環境が整うのと、餌やりが毎日ではなくてもよいので、飼育難易度が高くないから、ズボラだけど生き物好きな方にはピッタリです。初心者から上級者まで幅広い層に人気があり、適切な環境作りさえできれば、ペットとして飼育しやすいといえます。

個人的な趣味で飼い始めましたが、とても癒されてQOLが爆上がりしています。興味がある方は、ぜひレオパの飼育にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。愛らしい表情に癒やされながら、この不思議な生き物の世界を体験できることでしょう。

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