日々の家事負担を軽減するために、スマート家電の活用は有効な手段です。共働きで忙しいDINKS、子育て世帯、親を介護する世帯の皆さんにとって、これらを活用することで、日常生活が大幅に楽になるかもしれません。この記事では、スマートホームやスマート家電を使って家事負担を減らす方法についてご紹介します。
ロボット掃除機
ロボット掃除機は、自動で家中を掃除してくれる便利な家電の代表格です。スケジュール機能を利用して、任意の時間や曜日に掃除をしてくれたり、外出中に掃除をしてもらって帰宅時にはいつでも清潔な家に帰ることができます。最近のモデルは各社ともスマホアプリと連携できて、部屋をマッピングして、部屋を指定して掃除できたりします。
以前、ルンバのアイロボット社の「掃除好きな主婦が自分で掃除機をかける」のと「ルンバが掃除する」ので、どちらがよりよい掃除ができるか対決するビデオを見たことがありますが、結果はルンバの圧勝。手動で掃除機をかける主婦は3組平均が79%程度、ルンバによる掃除は3回とも95%程度の精度で掃除ができていました。もちろん、自分で掃除するのが好きだからそれでいい人は無理して使う必要はありませんが、任せることでより精度の高い掃除を自分でやらずに済むのは楽ですよね。
スボラさん向けには、クリーンベースといって自動でごみ回収してくれるものがついていて、数か月ゴミ捨て不要だったり、拭き掃除も同時にできる機種だったり、最近では、洗濯機あたりから水も自動給水して、拭き掃除のモップ部分を自動で洗って排水溝に汚れた水を捨ててくれるモデルも出ています。
スマートプラグでエネルギー管理
スマートプラグを使えば、スマホから電化製品のオンオフを制御することができます。これにより、外出先から電源を切り忘れた家電をオフにすることができ、エネルギーの無駄遣いを防ぐことができます。また、消費電力のモニタリング機能を活用することで、電気代の節約にもつながります。
スマート冷蔵庫で食品管理が楽に
最新のスマート冷蔵庫は、内部にカメラを搭載しており、外出先からでも冷蔵庫の中身を確認することができます。これにより、買い物中に足りない食材をすぐに把握できるため、無駄な買い物を減らすことができます。また、賞味期限が近づくと通知してくれる機能もあるため、食品ロスを防ぐことができます。SHARPの冷蔵庫は、洗濯機と連動して洗濯が終わったら冷蔵庫がしゃべって教えてくれたりします。
スマート洗濯機で洗濯の手間を軽減
スマート洗濯機は、洗剤の適量を自動で計算して投入してくれる機能や、遠隔操作で洗濯を開始・停止できる機能が搭載されています。例えば、仕事が終わるタイミングに合わせて洗濯を完了させたり、急な用事が入った際にはスマホから操作して洗濯を一時停止することができます。また、最近のオーブンレンジのように、選択メニューをダウンロードするモデルもあったりあいます。さらに、乾燥機能付きのモデルなら、洗濯から乾燥までを一気に終わらせることも可能です。
スマートデバイスの代表格「スマートリモコン」
スマート家電コントローラーとかスマートリモコンとか色々呼び方はありますが、「スマリモ」と略されたりします。Amazonのスマートホームカテゴリーでは、一番よく売れているものがこの「スマートリモコン」だそうです。すでに自宅にあるリモコン家電をまとめて登録すれば、スマホアプリがリモコンになりますし、スマートスピーカーと連携させれば音声で「テレビつけて」「〇チャンネルにして」「音量上げて」「エアコンつけて」「サーキュレーターつけて」といった家電操作ができるようになります。
リモコンが増えてどこに置こうか困ったり、リモコンがいつもどこかに行ってしまう方、小さいお子さんがリモコンを触りまくったりボタンを押しまくったり、よだれでびしゃびしゃにしてしまう時などに、片づけておけるので便利です。
最近だと、存在感を消してインテリアになじんでくれる面白いモデルも出ています。
スマートスピーカーで家全体をコントロール
スマートスピーカーを使えば、音声で家中のスマート家電をコントロールすることができます。例えば、料理中に手が離せないときでも、天気予報やニュースを聞いたりや音楽の再生を指示することができます。また、リマインダー機能を活用して、家事のスケジュールを管理することも可能です。
画面付きのモデルだと、スマホやタブレットでみていたレシピサイトも音声でメニューを探して音声で操作できるので、汚れた手でスマホやタブレットを触らなくてもよくなります。