CES2025振り返り②LG「Affectionate Intelligence(愛情あふれる気遣いができるAI))」

前回はSUMSUNGのスマートホームについてレポートしてみました。今回は引き続きスマート家電系のレポートです。

LG「Life’s Good」

日本ではスマートテレビでおなじみのLG。LGも例年スマートホームの展示を行っています。彼らはスマートホームのことをすでにスマートホームとは言わず、「AI HOME」と謳っています。また、スマートホームに搭載するAIは、人工知能(Artificial Intelligence)ではなく、「Affectionate Intelligence(愛情あふれる気遣いができるAI))」と表現しており、人工的なAIではなく、人間的なAIによる住まいの快適化を目指しています。素敵なコンセプトですね。

AI搭載スマートホームプラットフォーム「ThinQ」

LGは独自の大規模言語モデル(LLM)「FURON」を開発し、ホームプラットフォーム「ThinQ」に統合しました。これにより、家電やIoTデバイスがより賢く連携する環境を構築しました。LGは2024年7月にオランダのスマートホーム企業AthomのHomeyというスマートホームハブをLGの家電の統合ハブにしています。

以下の画像にも書いてありますが、ThinQ ONから操作できるMatter規格対応のスマート家電やIoTデバイスの数は、2025年1月時点で200ブランド/5万製品を超えるそうです。

LGはこれを搭載した音声入力デバイスも開発しています。LG製品以外のスマート家電・IoTデバイスも一括管理可能で、家全体のエネルギー消費や家事の効率化を支援してくれたり、ユーザーの好みに応じたカスタマイズもできるようです。

これらでコントロールできる家電たちの上位モデルのLG SIGNATUREの展示も盛り上がってました。

洗濯機や冷蔵庫もそうですが、一番盛り上がってたのはキッチンですね。今回CESでとても感じたことは、キッチンが家電のくくりで当たり前に取り扱われていることでした。

一番人だかりができていたのがこのオーブン。IHの下にあるオーブン内にカメラがあって、料理の状態が開けずともわかるようになっています。また、レンジフード側にもカメラがあって、コンロを上部から映せるので、料理を作る動画なども撮れるようになっています。

LGのスマートホーム展示

SIGNATURE展示の他、盛り上がっていたのはスマートホーム展示です。家族が暮らす住まいの1日をストーリー仕立てで表現するデモがありました。外出すると自動で消灯してロボット掃除機が掃除を始めてくれたり、AIスピーカーが出かけるときに雨予報なら傘を持っていくように声をかけてくれたりします。これはわかり易いですよね。

https://qolkoujyokeikaku.com/wp-content/uploads/LG-AI-HOME.mp4

これとは別に、LGが目指すスマートホームの世界観を表現する展示がありました。ローンチ予定が決まっているわけではないのですが、AI搭載カメラが人の行動や表情を読み取ってアシストしてくれる機能です。

デスクに座ってパソコンを広げてタイピングしている様子を見て照明を調整してくれたり、室温管理してくれたり。以下は寝室でのデモですが、これも睡眠管理や起床時などのアシストをしてくれるデモでした。画像では見切れていますが、起床時にウォーターサーバーで水を入れるかの提案をしてくれたりします。まさに「愛情深い知性」を表現した展示だなと思いました。

まとめ

今回は第2弾としてLGの展示の紹介でした。全て自分でやらないと快適な環境が作れないアナログな家から、AIが家に入り込むだけで、僕たちの暮らしをアシストしてくれるようになり快適で豊かな暮らしが送れるようになるのは、体験したいものです。もっと日本のスマートホームもアップデートされてほしいですね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

モバイルバージョンを終了